横浜美術館で開催中の「ドガ展」を見にいく。
オルセーからごっそり（45点）貸してもらって、合わせて内外からドガの絵を集めてきた展覧会。全部で約130点。中には、ドガが使ったパレットや眼鏡とか、ドガが参考にしたバレーシューズとかも。
なんと言っても目玉は初来日のエトワール。本展覧会のポスターとかもほとんどこれです。
この絵だけ見ると、印象派の画家のような気がしますが、他の人物画とかを見ると割とオーソドックスな手法をきちんと使う人という気もします。
後期の裸婦像とかは、「単なる背中フェチなんじゃ？」と思わないこともなかったり。初期の馬、中期のバレリーナ、後期の裸婦像と続けてみると、肉付きの表現がテーマなのかな、と例によって勝手な感想を。
会場の横浜美術館は、広々とした明るい展示室が多いのかな。随分ゆったりした作りだったと思う。
