k-takahashi's blog

個人雑記用

パタリロ 源氏物語

「なんじゃそりゃ?」というインパクトですが、以外と原典に沿った展開になっている。光源氏にバンコラン、紫の上にマライヒを当てている。
背後に陰陽師の闘争があったという設定を追加し、パタリロを賀茂家の領袖にして、安倍家と対立する位置に据えている。


商売上の都合は知らないけれど、後半かなり駆け足になっていて、若干尻切れトンボな感じ(光源氏が須磨から帰京するところで終わっている)。最終巻の5巻に入っても、冒頭えんえんとおでんの話をしているという、いつもの調子と言えばその通りだけど。