ゲームの企画書(3) 「ゲームする」という行為の本質 (角川新書)
- 作者: 電ファミニコゲーマー編集部
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/05/10
- メディア: Kindle版
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3巻は、『ワニワニパニック』、『パワプロ&みんゴル』、『日本ファルコム』の3本。
「スポーツゲームとは何を楽しんでいるのか」というのがあり、海外ユーザは「本当にクラブを振っている」のを期待するが、日本では「スポーツをゲームの文法に置き換えて」いる感覚が強いのだそうだ。
その流れで面白いのが「デフォルメがリアル」というところ。
2頭身にしたことで、かえって真剣に対戦している感じが出てしまったんですよ
頭が大きくなったことで、選手の「視線」の動きが表現できるようになったんです。すると「演出」ができるんです。
(中略)
誰かがボールを取ったら、次はランナーへ目線を送る。それこそランナーが塁を離れた瞬間に、一気に目線を注目させると、すごく臨場感が出るんです。(No.1472)
あとは、サクセスモードの話。3年間の間に選手を育成するのだが、
さらに横を見たら3年間で卒業するゲームがあるわけですよ。(No.2005)
だそうで。(ときメモですな)
あとは、「テレビを再現する」というのは、ダビスタに通じるなあ、と。