k-takahashi's blog

個人雑記用

コマンドマガジン 129号

付録ゲームはクルスク戦を扱った『クラッシュ・オブ・タイタンズ』。1998年にMoments in History社が出版したもので、『Ring Of Fire』の姉妹ゲームになる。ユニット数600というサイズで、コマンド規格のシート2枚なので、コマの一つ一つは小さめ。ルールブックも24ページある。
リプレイの最後にある

壊滅したユニットの山。40ユニット以上の増援が一気に登場する作品も珍しいが、3桁の損害ユニットが出る作品もそう無いだろう。(p.21)

というのがいかにも。ZoC Linkシステムや戦車戦による戦闘解決(戦車同士で戦車戦を行い、そのあとでオッズ方式の戦闘解決を行う)などが面白い。
全ページカラー化してから、地図が見やすい。


史記事は大木毅氏の「作戦術の勝利、新しいクルスク戦像」。プロホロフカの件は別記事で掲載済みだが、本号ではヒトラーが反対していたこと、クルスク戦の失敗は赤軍の作戦術の勝利という見方、を紹介している。