ナショナルギャラリーから見た、スミソニアン航空宇宙博物館。尖塔が目印。
こちらはDCにある本館の方。別館(ウドヴァーヘイジー・センター)の方は、とにかくいろいろなものを見せまくるという展示なのにたいし、こちらは見せ方自体はオーソドックスな博物館タイプ。
飛行機は第二次大戦まで、その後は宇宙というのが大雑把な切り分け。米国の航空宇宙系はいつもそうなんだけれど、民間活動が多いのだが、ここでも同じ。
マーキュリー、ジェミニ
カプセルが2つ。現物が並んでいる。この更に隣に月着陸船の実物大模型が置いてある。軌道上にこんな小さなカプセルを飛ばしていたころに、あんな巨大なものを月に送り込む計画を建てたのは、まさに蛮勇。
月の石
触れるようになってます。まあ、みんなが触りまくってつるつるになってますが。地球外の物体に触る機会はあまりないわけで、はやぶさの、はさすがに無理か。
スタートレック
売店ではスターウォーズのフェアをやっていましたが、実際の宇宙開発への影響という意味ではスタートレックがやはり大きい。TOSのときに使われたエンタープライズの模型(の本物)が展示されている。
そして、売店には相変わらず仕事を選ばないキティ様
民間
そもそもライトフライヤーが民間だし、第一次大戦後も郵便だの競争だのといろいろやっている。
ライト兄弟の自転車店の自転車も展示されていた
スピリット・オブ・セントルイス。
一番人気はもちろん、アメリア・エアハート
どうも、日本の秋山さんもこの民間の流れで捉えられているらしく、"first paying passenger"という説明で紹介されている。
政治目的でいろいろな国の飛行士を載せることはすでに始まっていたけれど、金で席を買った(ビジネスとしての宇宙飛行)というのは、別に悪い意味ではなく画期的な一歩だったということなのだろう。(なので、誰が乗ったかにはあまり関心がない。本当ならこのビジネスにゴーサインを出した人の名前がここには書かれるべきなのだろう)