1990年代の美少女ゲームを題材にしたマンガ。同人版は読んでいたのだが、まさか一般書籍になるとはなあ。
クレジットのところに権利者がずらっと並んでいて、NEC・富士通・シャープ(要するにパソコンメーカー)に始まり、ソフト会社やソフ倫に加えてカラーも並んでいる(エヴァがエピソードとして出てくるのです)。なぜか、Windows95にモザイクがかかっていて、こういうところはアメリカのダメなところだね。
注の追加や一部資料が消されていたりという修正の他にも、1992~1995のソフト販売数の資料とか、アリスソフトMINーNARAKENさんのインタビュー記事とかが単行本化に合わせて追記されている。
私は熱心な美少女ゲームプレイヤーではなかった(数えるほどしか遊んでない)が、普通にパソコン誌読んでいればメジャーソフトの名前は目に入ってくるわけで、あれってそういうことだったのか、と同人誌版を読んだときに面白かった。