「ハドソン伝説2」は、前作の追補編という位置づけ。
冒頭のバンゲリングベイの話が面白くて、私も当時ファミコン版を攻略出来なかった(洋上で道に迷って・・・のパターン)口なのだが、オリジナル版にこんな(サプライチェーン的な)メカニズムが入っていたとは知らなかった。
あとは、やっぱりアップルのコード参考にしてたんだな、とも。
スタソル本は、まさに同人誌といった感じで、当時の雰囲気が伝わってくる一冊。インタビューとか開発とかもあるのだけれど、当時の「キャラバン」の影響の大きさ(少なくとも熱気の大きさ)が分かる。私自身は下手っぴシューターだったので、キャラバンとかにはあまり関心なかったんだけど、そういう人にも盛り上がりは伝わってたものな。
ハドソン伝説と一緒に入手した「ウマっ娘」は、プロのゲームデザイナーが分析した「ウマ娘」の分析。システムとしてパワプロ・アプリ版に似ているのは知られているけれど、何が同じで何が違うのか、どういうところが課題でどう対応しているのか、というのが丁寧に説明されていて、ものすごく面白い。(数字できちんと書いているので、プログラムとかデザインとか分かる人なら、すんなり頭に入ると思う)
本書で書かれている「育成が手詰まりになりやすい」「育成のバリエーションが足りない」「育ててどうするの問題」がどうなっていくのか、それはプロの目から見てどう評価できるのか、を是非1年後ぐらいに岩崎先生には書いて欲しい