k-takahashi's blog

個人雑記用

コマンドマガジン 163号

 

付録ゲームは「奉天」。相互移動・追加攻撃・索敵攻撃なので細かい駒捌きが求められる。記事は、奉天会戦で日本が勝てなかったことについての長南氏の歴史記事、奉天会戦をどう捉えどうゲームとして実現するかという堀場さんの記事、でリプレイを読むという順番がいいかな、と思った。

 

高梨先生の「孤独な巨人、ジム・ダニガンのシミュレーションとゲーム」はダニガンの初期の活動の紹介・解説。「多くのゲーマーにとってシミュレーションゲームはゲームを楽しむための道具であるが、ダニガンにとってのシミュレーションゲームは、シミュレーションを楽しむための道具である」(p.34)という記載が面白い。だから、あれだけ量産できたんだという辺り納得。

 

堀場先生の「ウォーゲームメカニクス」は、隠匿移動と細分化移動。どちらも手間が増すわけで、使い処が鍵となる。