デューンの新訳版。色々忘れているところが多くて、そうだったそうだったという感じとそうなんだという感じが混ざった感覚で読み進められる。(「そうなんだ」というのはやはり訳がこなれたためだろうな)
上巻は背景世界(とくにアラキスとか、各種勢力とか)の説明を交えながら陰謀渦巻く様子を書き進め、公爵が暗殺されポールが脱出するところまで。最後にポールの覚醒のシーンで終わる。
このあと、フレメンを糾合し、公爵を裏切った勢力を追い出す、という風に話が進むはずだが色々細かいところは忘れているので、のんびり楽しみたい。