k-takahashi's blog

個人雑記用

プライベートな星間戦争

 

人類がテクノロジーの力によって「半神」に進化した近未来、
天使たちは神を狙う悪魔との決戦に備えていた。

新人天使エスクは天使城の指令に従い、宇宙空間に襲来する悪魔と戦うが、
神の命令に言い知れぬ違和感を覚えていたーー。

というのが第一章。違和感が頂点に達したところで場面が変わって第2章になる。その2つの流れが合流して、となっていく。

 

ネタバレになるので詳細は避けるが、ポストヒューマンSFの道具立てを、キャラクターの動きや考えが難しくなりすぎない程度にライトに押さえて(第2章の主人公はかなり分かりやすい)、面白く書いている。といった印象。ある程度SF読んでいる人だと、「どっちかな」ぐらいには先が見えてくると思うので、それをどう描写するかなとか楽しめると思う。

 

一方、星界の続き書いてくれよ、というのが正直なところではある。