k-takahashi's blog

個人雑記用

カイロス

スペースワン株式会社(以下:スペースワン)は 2024 年 3 月 13 日にスペースポート紀伊よりカイロスロケット初号機を打上げミッション4のステップ 1*まで到達しました。
カイロスロケット初号機は、ステップ 2 の段階で、飛行中断処置を行いました。現在、詳細な飛行データの確認を実施しております。

https://www.space-one.co.jp/news/news_20240313_02_01.pdf

打ち上げ直後に爆発。発表によれば破壊命令が出たとのこと。残念。

動画を見ると、エンジンではなくロケットの中程と上部で爆発が起こっているように見えたが、あれは破壊用の爆薬が爆発したということなのかな。

 

詳細は今後の発表待ち。

 

イーロン・マスクが一言 "Rockets are so hard"と。毀誉褒貶ある人だが、このセリフはさすが。

 

 

 

ケルト神話と中世騎士物語

ケルト神話の「異界」とはなにか、それは他の宗教と比べてどういう特徴があり、いわゆる騎士道物語とどのように関わってくるのか、を解説した本。1995年発行の本なので最新情報というよりはオーソドックスな論の紹介となる。

 

シケリアのディオドロスは前掲書の二八節で、ケルト人が生命を軽んずるのは彼らがピタゴラス的な輪廻転生を信じ、死後の一定期間の後に、再び新たな肉体をとって生き返ると考えているからだと述べている(No.194)

カエサル(シーザー)によるならば、この教えは狡猾なドルイド僧たちが人びとに死を怖れさせないために教え込んだものなのだ。(No.194)

キリスト教との比較となるとこの辺がポイントとなる(もちろん、両著者はキリシタンではないが)

 

ただ、これはケルト神話での一般的な考えではない。ケルト神話では文字通り、こうしたエピソードは人々のことではなく神々のことだとなっているのである。ただ、こうした神々の地は海の向こうないしは地下世界として我々の世界と続いていると考えている。(但し、海の向こうというのはアイルランドに独特のもののようだ。アイルランドでは海の向こうとしているのがケルト的には地下世界のこと)

 

他にも、ケルト神話一神教として解釈すべきであるとか(大地母神が複数の分身を持っているとする。)ケルトキリスト教が成り立ったのはドルイドと修道生活とが親和的であったからとか。

 

アーサー王伝説については、騎士の冒険譚の大半がケルト的世界への冒険であったり、円卓の騎士とは形を変えたケルトの神々であるとか、ランスロットとギネヴィアの恋ががアーサー王の国を滅ぼしたのは女性が大地であり婚姻により大地の支配者が認められるから(ギネヴィアがランスロットに恋することで、王国が否定される)、とか。

 

この辺好きならお薦め。

FF7 Rebirth

ジュノ周辺の終盤からジュノ(新社長就任パレード)、客船からコスタ・デル・ソルの市街のドタバタまで。

ひたすらミニゲームで繋ぐ感じで、ちょっと面倒。初代FF7の時はこれは正解の一つだったわけだが、今はどうなんだろうな。