k-takahashi's blog

個人雑記用

夏コミ戦利品

 そういえば、リストを作りかけだった。備忘録として記述。

電源不要系ゲーム

Chatoic Phalanx Vol.10 (イムルイル傭兵団)

 電源不要系ゲームを中心にした紹介本。前半のゲーム紹介部分は普通のでき。
 後半の映画版指輪座談会は、若干暴走気味で面白い。
 http://www.imrryr.jp

ゲーム記 名ゲーム列伝二十一(書を守る者)

 電源不要系ゲーム紹介本。このジャンルでは老舗で、安心して読める。
 ひたすら文字だけなので、華やかさには欠けるので、すでに興味を持っている人向け。

乾坤一擲! vol.6(だらだら部ゲーム分科会)

 電源不要系ゲーム紹介本。こちらもちょくちょく見かけるサークル。
(しばらく見かけないと思ったら、落選続きだったらしい。)
 クロスレビュー形式で紙面も華やか。

冷たい戦争(風間祐一)

 http://www012.upp.so-net.ne.jp/kazama/
 トワイライトストラグルをヒントに作成されたカードゲームだが、多人数化しており、
さらに、プレイヤーの立場を「冷戦を裏から操る黒幕」としたことで、全く異なるテイストのゲームになっている。
 具体的にどう動くのかは、そのうちソロプレイで確かめてみたい。

宇宙最大の侵略

 コミケでデザイナーが曰く「カードドリブンなタイタンです」。
 ちょっとルール記述がわかりにくいのと、どこの怪獣がどこの勢力なのかゲームマップ上で時々混乱した(マーカーを色分けすると多分大丈夫になる。)のとが欠点か。もうちょっとディベロップするともっと遊びやすくなると思う。

ローマ帝国2200年の興亡 7+(名工大シミュレーションゲーム友の会)

 http;//www.geocities.jo/nit_slg
 前回出た「7」の改訂版。古代キリスト教をテーマにした点は同じだが、かなりクリアーになっている。

インフィニバース・ニュースレター Vol.6(信大SG研OB会)

 TORGネタ集。
 確か、翻訳物だったはず。

満月の導き その2(信大SG研OB会)

 TORGのショートシナリオ3本。
 手慣れた感じでまとめられている。

夢の島の魔女

 Adventures In Arkham Country からの翻訳シナリオ
 珍しいドリームランドネタなので、そちらの知見が無いとプレイ難易度が高くなりそう。

セノタフ(Murasama Factory)

 http://tugeru.s6.xrea.com
 19世紀末のイギリスを舞台にしたシナリオ。伝承がベースで神話度はそれほど高くない。
 良く作り込んであるシナリオだが、登場NPCが多く(事実上、一村+αを作ってしまっている。)マスターは大変そう。

StackOver特別号(馬防柵)

 ナポレオニックSLG同人誌。ヴェルサイユ展レポートが面白い。

TOB−13(KTOC

 トラベラー貨物ルールの拡張。カードを用意しているのはよいが、これだけだと使い勝手が不充分なのでもうちょっと拡張があった方がよいと思う。

RomaRomaRoma!(天参地下友の会)

 ボードゲーム「ローマの水道」のリプレイ本。
 結構細かく書いてあるので、将来ゲーム本体を入手できたらじっくり読み直したい。
 一方、なにかのパロディになっているらしいのだが、そちらはよく分からず。

クトゥルフ・キーパー向け読本 実録!?シナリオメイキング(KNOCK BACK)

 http://miya-z-web.hp.infoseek.co.jp
 悪くない出来。本書は対談形式だが、実際に自分でシナリオを作ったり、修正したりするときも結構こういう考え方やチェックはしている。
 できれば、もう少しノウハウ集的なまとめをしてくれれば、と思う。

冬が来る前に(KNOCK BACK)

 20年代アーカムを舞台にしたシナリオだが、場所は移動可能だと思う。
 複数のNPCグループの思惑を読み違えるとメチャクチャな展開になるおそれがあるので、使うのであればPCを強くコントロールするか、もう少し露骨な情報提供が必要だと思う。

歴史系

東京大学戦史研究会会報 第46・47合併号(東京大学戦史研究会)

 東大の学祭に行けば入手できるはずだが、なぜかいつもコミケで入手。
 本号はフランス海軍特集。
 中身は非常に典型的なサークル出版物である。ある意味安心して読める。

三十年戦争の経済学 軍備と財政(Dixmude)

 三十年戦争時の各勢力の収入や支出の概略を説明した本。
 「各国が破産して、一種の金融恐慌が発生すると、商人達が破産に瀕して、代金の取り立てができなくなり、破産してしまい、帝国に対する借金の取り立てができなくなり、事実上借金が帳消しとなる場合すらあった」 そんな時代なのである。

ベルリン大空輸 後編(グレートライブラリ)

 1948〜49年のベルリン空輸作戦の解説本の後編。ちゃんと出てくれてなにより。
 ないはずの撃墜、いないはずの戦死者、これは確かに熱い戦争の一片だった。と同時に空輸スキルを大幅に向上させるチャンスともなった。

SF系

机上理論学会 2006年前期論文集(机上理論学会)

 http://www.kijo-riron.com/
 いわゆる「こじつけ」を一応形式的に頑張ってそれらしくまとめ、それを楽しもうというもの。
これもずいぶん長く続いている本。
 今回の一番お気に入りは「全能の神は失敗する」かな。タイトルでオチが読めてしまうけれど。

この架空戦記が凄い(IFCON−CRC)

 定番同人誌。本年上期は大ネタなしということのようだ。

技術系

宇宙の傑作機 No.10 アポロ誘導コンピュータ(風虎通信)

 アポロ11号やアポロ13号のドキュメンタリーや映画を見ると、よく電卓のような入力装置が出てくる。あれがアポロ誘導コンピュータ(AGC)である。
 よくもまあ、こんなに汚いアーキテクチャを無理矢理使ったなあ、それで成功したなあ、というのが感想。今、大学の卒論でこんな内容のアーキテクチャ書いたら書き直し必須だろう。
でも、これは月に行って、帰ってきた唯一のコンピュータでもある。

PrayingPretty(teardrop)

 http://www.d1.dion.ne.jp/~hugen
 探査機「のぞみ」の擬人化イラスト本。簡単な解説も付いている。
 悪くはないが、この本に手を伸ばす人にとってはもう一つ何かほしいかもしれない。
 でも、私はこの本を手に取れただけでもいいかなと思っている。(もしかしたら多数派?)
 しかし、のぞみネタのSF小説はまだか? 別に「太陽からの風」級の傑作を書けとは言わないからさあ。

一般人の一般人による一般人のための打ち上げ見学記 シリーズ

 Books8 S−310−36
 Books9 H−IIA F9
 これも定番本。実際に見に行く機会はなさそうですが、本シリーズを読んでいると結構行った気分になれます。(費用明細があるのもよいです。)

知っとるつもり!? 潜水調査船の設計(YFF工房)

 http://yf-211.com
 多分、必要なことは書かれているのだと思うが、もうちょっと詳しい説明が欲しかった。(読み終わった時点で、私は理解できてないです。)

スカッドミサイル(Dismude)

 スカッドミサイルの解説本。発射機側が詳しい。
 スカッドは「第二次大戦以後で、実戦で使用された唯一の弾道ミサイル」なのだそうだ。