k-takahashi's blog

個人雑記用

ミイラと古代エジプト展

 ページはこちら。http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2006/mummy/index.html

 科学博物館で開催中の「大英博物館 ミイラと古代エジプト展 Mummu:the Inside Story」と友人たちと鑑賞。

 まず、入場直後に3D映像を見せられる。「古代エジプトのミイラ・ネスペルエンネブウのCTスキャンデータとCGなどを組み合わせた3D映像”Mummy:the inside story”(ミイラ:その内側に秘められた謎)」なる映像。偏光メガネを用いたシアター形式の立体映像。日本初公開。
 なのだが、正直なところ不要。ここに人数制限がかかるため日時指定切符などというけったいなものが必要となったのだが、これ希望者だけ見れば充分。イントロダクションとしての意味があるのは分かるが、内容は薄く、エンドレスで回しておけばいいと思う。3Dの意味もほとんどなし。棺桶を3Dでぐるぐる回されても嬉しくない。


 色々本物がずらりと展示されているのは嬉しい。混んでいたのと、例のシアターに時間拘束されたのとの理由で駆け足見学になってしまったのは残念。
春のインカ展の時は、割と年代と様式とがきっちり分かれていたのだが、今回のは意外と年代間での差が少なかったな、と思った。


 「死者の書」がイラスト入りになったり、赤く強調されている部分があったりしたのは、やはり昨今の参考書文化と同じ理由なのだろうな。「はい、これ重要、試験(?)に出るよ」みたいに。