k-takahashi's blog

個人雑記用

コム・ダビチュード ディナー

 妻のバースデーディナーで、コム・ダビチュードへ。現店舗への移転後では初めてのディナーになるのですが、お店が一回り小さくなった分、料理のコンビネーションには凝った印象がある(仔羊肉とエシャロットが気に入りました)。一方、配膳は少し厳しくなったのかな、とも。


 アミューズ
 前菜:ブーダンのタルト、半熟卵添え
 メイン1:ウズラのローストと下仁田ネギの取り合わせ ウズラの玄米リゾット詰めロースト
 メイン2:仔羊肉のロースト、レンズ豆のスープ仕立て 骨付き仔羊肉の炭火焼、ペルシヤード風
 釜飯
 チーズ
 デザート
 ハーブティー


 残念ながらジビエは間に合いませんでしたが、今年のお目当ての一つは釜飯。シェフの名前(釜谷さん)にちなんで釜飯だそうです。今回のはジロル茸とホタテの釜飯だったのですが、香りが芳醇で、蓋を開けた瞬間には面食らう程でした。今回のは1200円。
 もう一つ面白かったのがチーズ。移転前には巨大なプレートに載せたチーズをこれでもかとばかりに披露して選択する方式でした。方式は変わっていませんが、さすがに店のサイズの関係で数は減りましたがそれでも30種類くらいはあったように思います。右のミモレットはいつもの選択として、真ん中が山羊なのだそうですが、これがほとんどヨーグルト感覚のチーズ。濃いヨーグルトだよと言われたら信じてしまいそうな味。左側はシェフが手を加えたもので、カルバドスに漬けたチーズだとのこと。口に入れた瞬間は濃いチーズの味が、ワンテンポ遅れてリンゴの風味が、広がるもので、気に入りました。次の機会にあったらもう一度食べたいところです。
 デザートはアイスとシャーベット。右側のオレンジ色が柿のシャーベット。コム・ダビチュードのフルーツ系デザートの常として、口に入れてみて思わず納得ということが多い(梨とかスイカとか)のですが、今回のもそうでした。思わず笑ってしまうような感じで柿でした。
 最後はハーブティー。種類は8種類になっていましたが、お気に入りの菩提樹ハーブティーは残っていたのでこれを注文。


 のんびりと4時間ディナーを楽しませて貰いました。