NASAは27日、2005年11月7日〜2008年4月10日までの約2年5ヶ月の期間で月に合計103回の隕石落下のものと見られる爆破現象を観測したことを発表した。
2020年頃に予定されている有人月面基地建設のために、月面にはどれだけの頻度で隕石が落下しているのかを調査する目的でNASAのマーシャル宇宙センターが中心となって観測を続けているものとなる。
technobahn.com - このウェブサイトは販売用です! - 株価検索 株価チャート 株価 銘柄 終値 リソースおよび情報
テクノバーンにNASAが月面発光現象の調査結果を発表した件が報じられていた。ただ、これはフルストーリーではないようで、一つ私が面白いと思った部分が載っていなかったので補足。
Secondary impacts are the greater concern. When meteoroids strike the Moon, debris goes flying in all directions. A single meteoroid produces a spray consisting of thousands of "secondary" particles all traveling at bullet-like velocities. This could be a problem because, while the odds of a direct hit are low, the odds of a secondary hit may be significantly greater. "Secondary particles smaller than a millimeter could pierce a spacesuit," notes Cooke.
http://science.nasa.gov/headlines/y2008/21may_100explosions.htm
月面活動中の人間に直撃する危険性は充分小さいものの、衝突の結果生じる二次破片も無視できない問題になる。衝突地点から散らばることになるため、破片の数も増え、範囲も広くなる。しかも、月面は大気がほとんどないため、二次破片でも危険となる可能性が残ってしまうのである。
本当のところ被害を及ぼすような隕石落下の頻度はどのくらいなのか、どの程度危険なのかは、まだ観測・評価が行われている最中だそうです。