k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 Ep.101 Alaska Special

 邦題は「アラスカスペシャル」。検証する伝説は3つ。ダイナマイトで車水没、ヘラジカを撥ねる、閉所性発熱。
ちなみに、アラスカにでかけたアダムトジェイミーの髭に氷が張り付いていて、見るからに寒そう。


 ダイナマイトの話は、アラスカで凍り付いた湖の上を車で走っている男が居た。かれは氷を割ろうと、ダイナマイトに火を付けて思いっきり投げた。ところが彼の飼い犬がそのダイナマイトをとってきてしまい車の下に。そしてダイナマイトは爆発し、車は水没した、という話。
 まず、ダイナマイトを投げたらどのくらい遠くに届くかを測定。アダムとジェイミーの平均は38メートル。では、犬は何秒でそれを取って帰れるか。これも実測してみると16秒。ここまでは伝説は現実性ありということになる。
 では、ダイナマイトが車の下で爆発したら氷が割れて水没するのだろうか。ということで、早速実験。そして予想通りダイナマイト1本程度では車が走れるような厚さの氷は割れない。ということで伝説はbusted
 氷に穴を開けて10キロの爆薬を使ってようやく車を水没させることが可能だった。なお、この実験のあとで、割れた湖面はすぐに再凍結してしまい、車を引き上げるためにもう一度爆薬を使わなくてはならなかった。さすがアラスカ、半端無い寒さである。


 ヘラジカを撥ねる話は、アラスカでしばしばおこるヘラジカと車の衝突に関する伝説。普通に衝突するとヘラジカのボディがフロントガラスを直撃してしまうが、危ないと思った瞬間に加速すれば、ヘラジカは跳ね上げられて車のダメージが少なくなる、という話。
 本物のヘラジカを撥ねるわけにはいかないので、ゴムを使って同じ大きさの模型を製作。
 今回は車を衝突させるのに専門の会社に依頼。ワイヤーで車を引っ張って衝突させるという手法。なお、番組始まって以来、初めてバスター君が本来の役割、つまり車の衝突時のテスト、に使われたのだそうです。
 実験結果は予想通り。衝突の9m前で加速、ブレーキ、を動作させて比較したところ、加速するとフロントガラスどころか、リアガラスまで破壊されてしまいました。


 閉所性発熱は、アラスカで吹雪か何かで小屋に閉じ込められてしまうと、体調が悪化するという話。アダム、ジェイミーの二人をそれぞれ、暇つぶしの道具を何も持たせずに山小屋に閉じ込めてみる実験。
 実験は3日間だったのですが、過剰睡眠(やたらと眠りたがる)の症状がしっかりと現れていました。
 ちなみに、ジェイミーは普段は朝5時に起床して工房に来ているとか。ちなみに本人曰く「珈琲が飲めないのが一番辛かった」と。