アダムとジェイミーは決闘についての伝説の検証。「決闘の経験あるでしょ?」とアダムが尋ねる場、「それには答えない」といつもの調子のジェイミー。
一つ目は「ガンマンの打ち合いにナイフは持ち込むな」という伝説。ナイフでは銃に対抗できないということなのだが、本当に見込みはないのだろうか?
アダムが銃、ジェイミーがナイフを担当。まずジェイミーが名人に習うシーンから。映像は結構迫力がある。
で二人で試してみる。5メートル離れてナイフ対銃。ナイフは銃が発砲される前に投げられるが、ガンマンは撃ってから避けることができる、という結果。ここまでは伝説は本当。
では、いきなり走ってナイフで切りかかったら、撃つより早く襲えるだろうか、という別設定の実験。ジェイミーがうなり声を上げてアダムに襲いかかる。距離を変えて試してみたところ、5メートル未満ならナイフのほうが早いという結果。パトロール中とかだと銃剣が意外と有用という話があるが、そういうことなのだろう。
二つ目は、「侍の決闘では先に動いたほうが負ける」という伝説。
まず剣道の練習をする二人(二人とも未経験)。
それから合図を出す装置と接触を検知する装置を準備して実験開始。剣道の防具と竹刀で20回対戦するが、「衝撃が思ったより強い」とこぼす二人。装置の分、竹刀が200g重くなっているせいらしく、かなり大変そう。
結果は明らかで、どちらが先に打てるかということなら先に動いたほうが勝つ。実際には躱す技術とかのことなんだろうけど。
アシスタントチームは、14世紀の中国の武器の検証。wikipediaにはこんな図が出ている。
"火龙出水" (Fire Dragon Out of the Water)という武器で、世界初の二段ロケットになるらしい。一段目の飛行中に竜の口からロケットの矢が飛び出す仕掛け。これは使い物になったのだろうか?
まず、キャリーが図面そっくりの模型を作成。これを風洞実験してみると、予想通りで全く安定せず。ということで、尾翼を付けた改良型を作成。こちらで実験する。
できあがったロケットは全長180センチとかなりの迫力。2段式と単段式とで飛距離を比べると確かに遠くまで届いていることを確認
最後にこれを10基用意して実験。目標地域に風船人形を並べるが、これに当てることができるだろうか?
いざ点火。迫力満点の映像でしたが、兵器としては精度が低すぎるという結果。そりゃそうだろうな。飛距離が若干伸びる程度の効果しか無く、製造の手間を考えると、脅しくらいの効果しか無いということに。