k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 Episode 184 – "Driving in Heels" 〜トイレ我慢ドライブ

一つ目は、「靴のタイプで運転能力が変わるか」という伝説。ハイヒールを履いていると運転しにくくなるというのは直観的には分かりやすいが、本当だろうか?
まず予備実験として、複数の靴を用意して、アクセルを踏んでからブレーキに踏み変えるのに時間がかかる靴3種類を選択。その結果、ハイヒール、ウェッジソール、スノーブーツの3つが選ばれた。ハイヒールを嫌そうに履くジェイミーが愉快。

次にテストコースで実験。二人の技術の上限に合わせたようなレイアウトを作り、ここで通常の靴と上記3種類の靴を履いてタイムを計測する。ハイヒール姿の二人がなんとも。ここがこの実験の見せ場。

実験の結果、少なくともタイム的には影響なし。ハイヒールやスノーブーツが運転しやすいとは思えないけれど、運転の結果(タイム)についてはそれほど大きな影響が出るわけでは無いようだ。


二つ目は、「トイレを我慢して運転するのは飲酒運転並に危険」という伝説。
トイレを我慢しながらというのが良いコンディションでないのは明らかとして、それは飲酒と同じくらい危険なのだろうか?
無理をしすぎるといけないということで、泌尿器科の医師の監視のもとで実施することになる。

アダムにたっぷりと飲み物を飲ませ、医師によるチェック。膀胱が一杯になったことを確認したら実験開始。と思ったら、出発前にのんびりルールを説明するジェイミー。嫌がらせしているようにしか見えないけれど、これも科学のためだ。

アダムは、コースを間違えたりして、見るからに集中力を欠いていた。実験終了と同時にトイレに駆け込むアダム。

次に飲酒状態との比較。カリフォルニアの基準で飲酒となるレベルまで酒を飲みテスト。すると、やはり飲酒状態の方がはるかにスコアは悪い。
とはいえ、我慢状態でもスコアは下がるわけで、やはり安全運転のためには、トイレの我慢は良くないと言うことで。


三つ目はアシスタントチームの実験。「接着剤で上下逆さまの部屋を作れる」という伝説。あるロックバンドがホテルの部屋でやったという逸話があるのだが、可能なのだろうか?

まず接着剤の強度確認。すると、重さ2トンの車を、接着剤7滴で持ち上げられるという結果。接着剤メーカーのCMにはよくそういうシーンがあるが、バスターズでも容易にこれが再現できることが分かった。これなら家具を天井に張り付けることは強度的には不可能ではない。

ということで、一般的なホテルにある家具を置いた実験用の部屋を作り、これを全部逆さまにできるかという実験に取り組む。接着剤の強度もそうだけれど、「そんな作業ができるのか」というところもポイント。

まず、ベッドが大変。マットレスや枕はあまり接着剤向きの素材ではできていないし、そもそもベッド本体は大きくて重い。
そして、最難関は、観葉植物の籐の籠。みるからに接着剤が効かない。これに1時間がかり。
でもなんとか一晩で逆さまの部屋は完成。見るからに異様。


四つ目は、「車が正面衝突した時に、接着剤はシートベルトの代わりになる」という伝説。
そりゃ無理だろうと思うが、実験は行う。
まず、革のシートにバスターを接着剤で固定し、平均的な速度(55キロ)で衝突させる。予想通り、シートと服が敗れて失敗。
もっと安定した服とシートをということで、レース用シートにウェットスーツで再挑戦。これもダメ。
最後は、鋼鉄版をバスターとシートにむりやり付けて、この鉄板同士を接着。さすがにこれは成功。とは言え、人間に鋼鉄板をつけられるわけがなく、伝説はBusted