k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 Ep.110 Alcohol Myths

 邦題は「酔っ払い大研究」。アダムとジェイミーがアルコール関係の伝説の検証。アシスタントチームは李朝で使われたという火矢兵器の検証。
 
 アルコールの1本目は、酔い覚ましの方法。良く言われる酔い覚ましの方法に効果があるかどうかを検証しようというもの。酔い覚ましの効果を量るのに使った方法は、手に重りを付けた上で特定の図形をなぞらせるというもので、広く用いられているテストだそうだ。
 珈琲をがぶ飲み(マグカップ3杯程度)、激しい運動(10分間走)、氷水に顔をつける、平手打ちを食らう、という4つの方法を検証。
 散々酔っぱらいながらも二人が試したところ、珈琲と氷水が効果無し、運動と平手打ちには可能性ありという結果だった。神経に刺激を与えるという点で、あとの3つが効果ありと予想していたのだが、氷水の効果無しはちょっと意外だった。
 
 
 アルコールの2本目は「ビールゴーグル効果」の検証。酒が入ると異性が魅力的に見えるという話で、それだけ聞くといかにもありそうな話。
 実験方法は、異性の写真30枚を見て、それぞれ10点満点で得点を付けるというもの。被験者は、アダム、キャリー、ジェイミー。
 まず白面状態で実験。これは比較用。点数はばらつくが、これ自体は問題なし。
 次にほろ酔い状態(ビール1〜2本程度)で実験。すると、アダムは採点が甘くなったが、キャリーは「容赦なく低得点を付けられるようになった」と言っているとおり得点が下がった。
 最後に酩酊状態まで飲み明かしてからの実験。すると3人とも白面の時よりもスコアが若干良くなった。
 ということで、結論はPlausible。

 
 この2本は、どちらかというとバスターズ達の酔っぱらいぶりを楽しむエピソードだったと思う。


 李朝の火矢は、火薬で矢を火車に載せ、200本を一気に発射、着弾した矢が爆発し、500ヤード離れた敵を殲滅したという伝説の検証。
 まずは黒色火薬だけで500ヤードの飛距離が可能かの検証。当初の予想よりも大量の火薬が必要だったが、飛ばすこと自体は可能。
 次に爆発したという部分。これは火薬筒の部分を強化することで再現可能。
 最後が200本同時発射。こればかりは試すしかない。ということで、200本の火矢と発射機を制作するアシスタントチーム。
 
 さて、一発勝負の発射実験に挑む。これが見事に成功。射程も充分で200本の内発射失敗は1本のみでした。この部分の映像は一見の価値有り。アシスタントチームも大満足。

 番組の検証結果はplausibleということでした。ただ、狙いが難しいのと、貫通力が怪しいのとで、実戦に使えたのかどうかは怪しいと思う。