土浦駐屯地の武器学校は、兵站・運用・整備・不発弾処理などを教える学校。戦前は「予科練」があった場所でもあり、鎮魂碑や記念館なども併設されている。この武器学校の一般公開行事があったので、友人に連れて行ってもらった。
総合火力演習のような大がかりなものではないので、大混雑ということはないが、「八九式中戦車」の実働を披露したこともあり、また、教育用ということで昔の装備が展示されているところも見所と言われている。
8時20分に土浦駅発のバスで駐屯地に向かう。当然着くのは9時前だが、別に問題無く入場。まずは目当ての一つ「戦車試乗」のチケット取りの列に並び、首尾良く入手。
展示物
現用装備については、会場中心部に展示されており、まずはこれを一通り見学。FH70、203HSP、SSM、MPMS、SAM-1C(電波弾、光波弾と書かれており、別に変な意味ではないのだが文字のおかしさに、つい苦笑。命中するとゆんゆん電波を放出する、ということでは、もちろんない)、89FV。
そのあとは歴史的展示物へ。M24、M4、M36が並んでいたり、LVTがあったり。
残念だったのは展示の仕方で、車両を並べてその一回り外にロープを張ってしまっていたので、横や後ろから見ることができなかったこと。
61式、74式、90式、と並んでいるのとかも面白かったのだが。
小火器・弾薬コーナーも色々と充実。火縄銃や38式、89式といった日本で使った銃器、車載で多用されるM2、儀礼用や贈答品として贈られたものなど多数展示。
カリオストロの城で次元が使ったことで知られるシモノフの現物も。