今日は二日目。
眠い目をこすりながら朝6時過ぎに無理矢理起きて、まずは温泉で目覚まし。
今年度ヒューゴー賞授賞式を観よう!
今年の授賞式の映像を見ながら、石亀渉氏が中心になり色々と解説をしてくれるという企画。個々の作品の紹介とか、部門の問題点とか。
とりあえずメモ。
帰ってきた芝村裕吏と語るSFとゲーム
良いプレゼンの仕方、ゲームを面白く感じるとは、講演がぐだぐだになるのを避ける方法(一月前くらいに twitter で「先生、何を話すんですか?」と聞くと効果的らしい)、上手い質問の引き出し方(一人に数回質問をさせないと、良い質問にならない。)などのトーク。
講演としては、さすが芝村氏は上手なのだけれど、そもそも『トラベラー』の話をすると聞いて参加したので、ちょっと肩すかし。
ゼロ年代+α TRPGの部屋
最後の最後まで、藤子セッションとどちらに行くか悩んで、「藤子セッションの方は、瀬名先生がいるからあとできちんとした報告が出るに違いない」と(昨日と同じ理由だな)、こちらに出席。
2001年から今年までの各年ごとに出版された、システム、関連書物、リプレイなどをリスト化し、それを観ながらトークするという企画。
とりあえずメモ
- 2001年、ラノベの変化を取り入れたDX
- 2002年、
NOVA入門としてアルシャードが登場(追記:NOVAとアルシャードは別のラインのゲーム。つなげたのは私の聞き間違い。) - 2003年、D&D3版
- 2004年、アルシャードの後継としてアリアンロッド(追記:「として」よりは「と位置づけることもできる」がより適切かも)、MMOが対人の楽しさを広めてくれたので、むしろTRPGの支えとなった。トミーウォーカーの参戦
- 2005年、カオスフレア
- 2006年、Aマホ
- 2007年、「D&Dリプレイ『若獅子の戦賦』」が話題に)
FEARがD&Dのリプレイを書いた(修正:FEAR社によるものではなく、私の勘違い。) - 2008年、SW2.0。これにより富士見の三本柱が確立。 D&D4版スタート。ハイペースで出版が続く
- 2009年、シーン特化型としてシノビガミ。DX3が文庫として出版
- 2010年、ローズW。 エンドブレイカー(低価格、大量路線)
- 2011年、アリアンロッドセカンド
ラノベっぽいプレイに需要があるので、それをきちんと取り入れていくという商品戦略は重要。
リプレイという商品を軸にシステムが出る面もある。ただ、どうせテストプレイは山のようにやるのだから、それを記録しておいて面白いものを書き起こすと言うことで、ある意味追加コストなしで作れる商品でもある。(追記:リプレイ本がそうやって作られるという意図の発言では無い。そうやってテストプレイを積み重ねた結果としてよいリプレイ本が作れるようになる、という捉え方の方が正確かもしれない。)
リプレイ芸人みたいな売り方もしていたが、アイマスリプレイに食われつつある。
などなど。
ふむふむと思いながら聞いていたのだけれど、SF大会なのだからもうちょっとSF気が強くてもよかったかな、と。
追記(2011/09/06)
その見方には異議があるという方もいらっしゃるようです。
http://kamikita.paslog.jp/article/2162613.html
上記は私が話を聞きながらとったメモで、話の内容とは異なっている可能性があります(そもそもリストそのものを書いていませんし)。私がその辺のゲームにあまり詳しくないこともありますので、御容赦ください。
コメントなど頂けましたら、記載の追加修正などは随時行います。
追記(2011/09/08)
コメント欄に朱鷺田先生のコメントが出ていますが、やはり色々と私が勘違いしている部分はあるようです。「私が、講演を聴きながら思ったこと」であるのは事実ですのでエントリー削除はしませんが、朱鷺田先生の本意とは異なるということにはご留意ください。
閉会式
2013年のSF大会の場所、まだ決まっていないそうです。準備とか大変だからなあ。