ただ慣れている人ならいざ知らず、キーパー・プレイヤー共にどんな技能をパーティで取得すればいいのかは、結構悩むことも多いでしょう。それがゲームの初心者なら、なおさらです。そこで、探索者を作成する際の補助ツールとして「技能カード」というものが“クトゥルフ神話TRPG”サポート記事「アーカム計画」において提案されました。この記事は2011年8月発売の『ロール＆ロール vol.83』に掲載されています。
http://members.jcom.home.ne.jp/terakotta/archive/skillcard/skillcard.htm
『ロール＆ロール』誌では「技能カード」のサンプルが掲載され、コピーして使うことが想定されています。このページでは「技能カード」の機能を完全に再現し、印刷や自由にアレンジ作成できるpdfおよびexcelファイルを合計三つ提供することで、キーパー・プレイヤーの用に供することを目的としています。
ロール＆ロール83号*1で紹介されていた、キャラメイク支援用の「技能カード」のPDF版が公開されていた。こういうのはありがたい。
実際に使うときは、シナリオに合わせて使うカードを調整することになるはず。（特定の技能が必要なシナリオならそれを追加するとか、アイテムや人脈も同様に扱えるかな。）
ところで、この基本セットに関連してこんな発言があった。
襲われるときの〈聞き耳〉のようなパッシブな用途の技能判定は全員失敗したからといって、キーパーとしてもきついペナルティをかけるわけにもいかんのでなぁ。
Twitter. It's what's happening.
パッシブな判定ってあんまり判定している気分にならないからつまらないという説も。
Twitter. It's what's happening.
言われてみるとその通りかもしれない。となると、受動的な技能の取らせ方には配慮が必要。特にコンベンションとかでは変な偏りを起こさないように注意が要るな。
*1:
