k-takahashi's blog

個人雑記用

クトゥルフの呼び声 第7版

 

 昨年出たクトゥルフの第7版、ようやくプレイする機会。ということで、「悪霊の家」。

プレイそのものは、トンプソンが色々と粉砕したような気がしなくもないが、全体のバランスは上がったかなあという感じ。

キャラメイクでは職業選択による技能ポイントがEDU以外にも広がったので肉体派(戦闘系)でも作りやすくなった。ポイント自体は減ったので、対象技能を絞り込むか技能値をやや控えめにする必要がある。以前は89までにしていたが、今回はとりあえず50かなというところ。

戦闘は、「応戦」のルールが入ったので、近接戦では低い技能値でへたに殴りかかると逆効果になり、ある程度技能を高くしないといけなくなった。
一方で銃撃の方は回避もできないし、応戦もないので有利になった。今回トンプソンが大活躍したのもそれで、自動火器+十分高い技能値(ペナルティダイスの影響は、技能が低いほどきつい)があるとかなり有利になる。

 

シナリオ終了後、使わなかった「チェイス」のルールを模擬戦的に試してみたのだが、これも『007』のチェイスを彷彿とさせる興味深いもの。
ディープワンに追われていて、脚の遅いキャラをフォローするために車を探し、鍵をあけ、スタートさせようとする一方で、射撃で相手の動きを遅らせようとするというシーンになったのだが、こういうのが処理できる枠組みになっていた。
ただ、裁定の部分がGMに任されているところがあり、この辺はシナリオやら経験やらで作っていかないといけなさそう。シナリオ集やシステム系リプレイの発売が待たれる。

 

あと、ボーナスダイス/ペナルティダイスのシステム。効き方が非線形なので難易度を変えるべきか修正ダイスを使うかすぐには判断が難しい。当面はルールブック以外の裁定はできるだけ避けるようにしておこう。(ざっくり言うと、修正ダイス1つで10~20%の違いになる。ただ、対抗ロールのときには難易度アップへの効き方もある。ちゃんと計算するべきだが、技能値によって効き方が変わるので、まずは実感をしておきたい)

 

ということで、スタートキットが出たら所収のシナリオで更に遊んでみたいところ。