k-takahashi's blog

個人雑記用

ニャルラトテップの仮面 〜ニューヨーク

今や、クトゥルーブーム、ニャルブームとなった日本。「乗るしかない、このビッグウェーブに!」という(?)わけで、ニャルラトテップの仮面を遊んでみることに。
とは言え、私のスケジュールが今一つはっきりしないので、「日程だけ決めておく。もし私が出勤になったら別のゲームをやっておいて」ということでスタート。無事に今日はプレイできました。


なにしろ古いシナリオなので、マスターにもプレイヤーにも不親切。そして、私は「ぶんなげ系」のマスターなので、プレイヤーの皆さんはご苦労様でした。あともう一つイベントをクリヤーすれば「ニューヨーク編」は終わりとなるところまで進みました。
新しい情報が入る度に、嫌な事実が明らかになっていくという、クトゥルフの王道系の展開ではあるのですが、ある程度重要なNPCだけで10人以上、紙で渡す情報も20枚以上、他に小物もあり(マッチ箱は受けたようでなにより)ということで、プレイヤーは大変だったと思います。あとは、80年代にアメリカで作られたシナリオなので、荒事で解決する、忍び込んで解決する、というオプションが当たり前のように書かれています。(もちろん、そうでない方法でも対応可能) この辺も最近の日本のシナリオとはだいぶ勝手が違う。


すべてのヒントが手に入らなくても大丈夫なよう導線は複数張られているし、上述のように対応策も色々想定されています。そういう意味ではハマリになりにくいようになってはいるのですが、イベントの発生順序を事前に想定するのは不可能だし(「先にこっちに来ていれば!」みたいなPL発言もな度々)、デッドリーな展開になる可能性もそれなりにあります(今回の1回目の戦闘はPC側圧勝でしたが)。
次回までに情報が忘れられると困るので、大事なNPCはカードにしておきました。で、色々メモを書いておいてもらうということで。


手元の日本語版をベースに、新版*1のオーストラリア部分を加えてのプレイなので、ニューヨーク編にもミスカトニック大学のProf. Anthony Cowles という人物が追加されています。
NPC一覧とか、情報関連リストとかあるので、日本語版をプレイするつもりの人も、英語版を参照用に買った方が楽になると思います。(私はDriveThruRPGから電子版を購入。ロックされていないPDFなので検索とか凄く楽)

プレイヤーのメモ

そして、山もりの手掛りというかハンドアウト。とにかく何かするたびに資料がぽんぽんとプレイヤーに渡されます。そこから情報を調べて動かないといけないのですが…そんなさりげない項目わかりますかーー! というのもいくつか。
恐ろしいのは、選択肢豊富でシナリオの対応ケースが細かいらしく、何がしかのイベントごとに、「正面突破」「忍びこんで解決」「戦闘で解決」などのオプションが用意されていること。忍びこむ気がなくなる位の警備の場所でも、一応忍びこんで謎を解けば可能…わかりますかっ! あんな隠し場所。と言いたくなっても、選択肢としてはある。

http://www.fortunerinn.org/blog/2012/11/6658

*1:

The Complete Masks of Nyarlathotep (Call of Cthulhu Role Playing Game Series)

The Complete Masks of Nyarlathotep (Call of Cthulhu Role Playing Game Series)