公開中の映画。川崎のIMAX 3Dシアター（１０９）で鑑賞。
脚本は「？？？」と感じるところが幾つもあって、設定も描写も「え？」と思うところが何カ所もある。ストーリー上重要なシーンでもチラチラ気になって（なんでロシア？ どうして同じ高度？ そんな密度で大きなデブリ飛んできたら死んでるんじゃ？ そっち向きに噴くの？ なんでいつまで力がかかってるの？ そんなに燃えないだろう？ とか、みたいなの）しまったのは事実。（ちょっとした工夫で全部直せると思うだけに残念。いや、噴射の向きだけは説明的にならずに描写するのは難しいかも）
一方、宇宙飛行士とは言えミッションスペシャリストに過ぎない主人公の戸惑い、対照的なコマンダーのプロフェッショナリズム、宇宙ステーション内部の雑然さ、そしてなにより宇宙の美しさは必見もの。無重量状態の宇宙というのは、実に3Dと相性が良い。昨夏にみたスタートレックも良い感じだったし。
ラストシーンも良い。原題の "Gravity"ってそういうことなのか、と。
題材から見てスクリーンで見た方が良いと思ったので見にいったのだが正解だった。できれば、IMAXを強く推奨。
