k-takahashi's blog

個人雑記用

展覧会の絵

展覧会の絵(てんらんかいのえ)は森山安雄によるゲームブック作品である。同名のピアノ曲展覧会の絵』をテーマにしている。

展覧会の絵 (ゲームブック) - Wikipedia

wikipediaにはこうある。


また、作者によるエッセイもあって、そこには、

今更本音を言っても別にかまうまい。自分が本当にやりたいのは、あくまで「SFの小説」なのである。
 ただ時たま思うのだが、「展覧会の絵」を使ってコンピューターゲームを作る事は出来ないものだろうか。もちろん、採算が充分に見合うとしての話だが――。戦闘や経験値によるレベル上げに向くとは思えないからロールプレイングは駄目、やはりサウンドノベルだろう。ムソルグスキーの曲に乗って旅をする主人公、本ではアドベンチャーシートと名付けられたメモ用紙も、コンピューターの上でのフラグなら簡単に処理出来るはずだ。今のコンシューマー機の性能なら充分に可能なはずである。そしてまた、「サウンドノベル」というジャンルには、少なからず将来性があると思う。
 しかしこれは、ただの夢物語に過ぎないだろう。個人の作業で出来る「本」と違い、コンピューターゲームを作るにはどのくらいの手間が掛かるのか。それを考えると、自分のシナリオで何人もの人にリスクを背負わせる勇気は、今の自分にはとてもない。自分でちまちま作ってやろうかとも思ったのだが、HTMLとJAVAを使ってと考えると――不可能ではないが、原曲の打ち込みの手間もあるし、画像も用意しなければならない。やはり、これはそっとしておく方が良いのだろう。

「展覧会の絵」の想い出

とある。
これが、アプリ化された。
有料アプリだが、1枚目の絵のエピソードまで無料で遊ぶことができる。


上で書かれていることを思い出しながら、ゲームのBGMを聞きつつ1枚目の絵の終わりまでプレイ。気に入ったので有料版も入手しました。


選択肢のところのデザインは、事情は分からないでもないけれど、もうちょっとデザインなんとかしてほしかったかなとも思った。そこも含めて体験版で確認できるので、まずはお試しを。