一つ目は、ピンポン球を凄いスピードで打ち出すと致命傷を与えられる、という伝説。アダムとジェイミーが挑む。
まずはできるだけ高速にピンポン球を打ち出す方法の検討。普通にラケットで叩いても100キロがせいぜい。これを「超音速を目指す」と頑張る二人。
圧搾空気を使って長いパイプで押し出すことで、時速700キロを達成。
さらに、アダムが、パイプを真空にして、一方の端を開けると空気が入り込んでピンポン球を打ち出すという仕掛けを見つけてくる。そして穴を開けるだけでなく圧搾空気で押す仕組みを加える。これで、時速1200キロを達成。
さらにこのパイプを長くする。長さと圧力を調整することで、なんと時速1700キロ。
これを肉塊にぶつけてみると、当然相当の衝撃はあるのだが、貫通したりはしない。やはりピンポン球自体が軽すぎるからだろう。伝説は Busted。だが、これをラケットにぶつけるとラケットには見事に丸い穴。
まさか、本当に超音速になるとは。
二つ目はアシスタントチームが挑む「氷の大砲」。砲身も弾丸も氷で作って、実用になるだろうか?
まず弾丸のテスト。水だけ、草を混ぜたもの、おがくずを混ぜたもの、紙くずを混ぜたもの、の四種類の弾丸を作り、これを普通の大砲で撃ってみる実験。意外なことに普通の氷がちゃんと飛び出しました。(以前、ライフルの弾丸を作ったときは、火薬の熱で蒸発してしまった)
次が最も圧力のかかる砲尾の試験。作れる範囲で最大となる厚さ8インチの氷で作ってみたが、通常量の火薬を入れると木っ端微塵。そこで火薬の量を減らしていき、ギリギリの量(50g)を決める。
最後に砲身をやはり氷で作る。これで実験。
一応撃つことはできたけれど、2回目の発射で大砲が破裂。やはり実用は無理の模様。
氷の砲弾が無事に撃ち出されたときには、全員意外そうでした。(私もここが一番予想外だった)