k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 Episode 177 "Wheel of Mythfortune" 〜視聴者当選リクエストSP

時折行われる「視聴者からのリクエスト」回。小ネタが色々と扱われる。巨大ルーレットを作り、そこにリクエストを入れ、ルーレットを回して実験対象を選ぶという趣向。


まず、有名な「モンティホール問題」の検証。
課題は2つ。「人は最初の選択を変えたがらない」というのは本当か? 選択を変えた方が当選率が高くなるというのは本当か?
ひとつめはセットを組んで(アダムがノリノリでセットを組み立ててました。そのまま司会者役もアダムが担当)、ボランティア20人を集め、番組と同じ雰囲気での再現実験。なんと、20人全員が最初の選択をそのままにしていました。多いだろうとは思っていたけれど全員とは。
2つめは、これも数学的説明ではなく実際にやってみせていました。当然違いは明白。


次が現役軍人からのリクエスト。手榴弾が爆発するとき伏せた方が安全だというのは本当か?
まず衝撃をチェック。1.5m以内だと衝撃でやられてしまうのでここを除外。1.5m離れたところで、人が伏せた部分に破片は飛んでくるだろうか?
実験の結果、「破片は飛んでくる。但し量は少ない」ということで、安全というわけではないが効果が無いとも言えないという結論。


タイヤを膨らますのに着火剤を使うという説があるが本当か?
パンクしたタイヤに着火剤をかけ、火を付けるとタイヤがポンと膨らむという話。
無理だろうという感じで実験をしていたアシスタントチームだったが、着火剤をタイヤの中によく吸い込むようにしてから火を付けると、意外なことにタイヤが膨らみ、ホイールにしっかりはまった状態になった。驚くアシスタントチーム。
ただ、この効果は一瞬で、すぐにしぼんでしまいました。


重さ1.5トンの荷物を積んだ軽自動車は本当に走れるのか?
1.5トン分の荷物を積み込むこと自体が危なっかしい作業で、慎重に作業を進めるアダムとジェイミー。なんとか積むことはできたが、サスペンションが沈み込んでいるし、フレームも保つかどうか怪しい。覚悟を決めて天井を補強した上で車に乗り込む二人。
意外にも走行は可能で、ジェイミーによれば車内でも異音はなかったとのこと。


最後が、映画に出てくる射撃スタイルは意味があるのか?
アダムとジェイミーが様々なスタイルで射撃精度と速度を検証。まずは正当なスタイル(両手で構える)で比較用にデータを取る。これと比べてどうなるか。
まずは腰だめ(昔のギャング映画によくあったスタイル)。これは全然ダメ。精度が低すぎて論外。なお、ギャングっぽくて似合ってるね、とアダムがジェイミーをからかうシーンも。
手を伸ばしての片手撃ち。これはまずまずの結果。
前世紀の終わり頃に悪役用に使われるようになった横に倒しての射撃。これも全然ダメ。銃が安定しないし、照準も付けられない、意味が無い、とはアダムのコメント。
二丁拳銃。マトリクスに出てきたようなスタイル。これも精度が出ない。
最後が二丁拳銃を両手を交叉させて撃つスタイル。これはみるからにやりにくそうでした。
ただ、二丁拳銃は撃っていて楽しいらしく、二人とも満足げでした。
見ていると、銃を撃ったときの反動がかなり大きく、これを安定させないとダメなんだなというのがよく分かる映像でした。