エレベーターから降りると美女に追い回されるアダムとジェイミー。何のネタかと思ったが、今回のお題は「異性を引き付ける魅力」に関わる伝説の検証。
人は異性の前では馬鹿になるというが本当か。
そもそもどうやって測ればよいのかという問題があるのだが、アダムは「ストループ効果」を使うことを考える。試してみると結果はかなり安定していて、変化の検出に使えそうだということになる。
そこで、これを隣に同性いる場合と異性がいる場合とで比較する。
多少は影響があっても良さそうだけれど、女性は影響なし。
男性に至っては、異性が隣にいると成績が上がったという結果に。ということで伝説はBusted。
ただ、魅力的な異性がとなりにいると、ソワソワしているのは見て取れたそうで、これが伝説を生んだのだろう。
次が爆笑ものの実験。接客業では、巨乳だとチップが多いという伝説があるが、本当だろうか。
ということで、キャリーが胸の大きさを毎日変えて、カフェで働いてみるという実験。（そりゃ、グラントやトリーがやってもジョークにしかならないものな）
派手なメイクのキャリーは、知人が来ても気がつかないレベル。これで豊胸グッズを使って胸のサイズを変えてみて、チップが変わるかどうかを試す。
アメリカではカフェでお釣りをボックスに入れる習慣があるらしく、これを使う実験。
予想外に接客が上手なキャリーだが、実験自体は大変そう。
結果は、そのままだと、72ドル。小さくしても、72ドル。大きくすると、98ドル。と３０％アップ。
一回の実験でどうこういうのもなんだけれど、効果はあったという結論。
次は、フェロモンスプレーは効くのか？という実験。
50人の女性に被験者になってもらい、アダムの汗、ジェイミーの汗、それらにフェロモンスプレーを吹きつけたもの、新品のTシャツなどを入れて比較。
意外なことに、アダムの汗＋フェロモンスプレーが一番人気という結果。偶然というにははっきりとした差。ジェイミーは、有効な差ではないと言うが、あまり細かい説明はなくて、ちょっと中途半端な感じ。
次は、女性が男性を選ぶ基準はお金という伝説。（こんなの、今の日本でやったら大騒ぎだろうな）
女性50人のグループに12人の男性の写真・職業・住所を見せ、それでスコアを付けてもらうという実験。同じ男性を別のグループにも見せるけれど、このときは職業や住所を収入が多そうなものに変える。これでスコアが変わるかという実験。
予想通り高収入を連想させる職業・住所の男性の評価は上がったけれど、お金の効果なのか、職業自体に対する評価なのかはちと微妙。
最後が、男性はブロンド好き、という伝説。
赤毛、栗毛、ブロンドの女性3人ずつ計9人を用意。お見合いパーティ形式で9人の男性に各女性を評価してもらう。一通り終わったら、メイクで髪の色を変えて別の男性に評価してもらう。3グループ目も同様。
これで髪の毛の色の影響が出るかという実験。
結果は差はないというもの。個人の好みや似合う似合わないの問題はあるけれど、髪の色だけで評価が変わるという結果にはならなかった。
