k-takahashi's blog

個人雑記用

Morpheus


SCEが企画した、Morpheusの体験会。幸い抽選に当選したので行ってきました。場所は品川のSCEのビル。入り口にはトロたちが飾られていました。


企画自体の紹介はこちらの記事にあるとおりで、

「サマーレッスン」について。あらためて説明すると,このタイトルはVRの中で女の子とコミュニケーションするという内容で,発表直後から大きな反響があったコンテンツである。その反響の大きさから,東京ゲームショウ2014で試遊希望者が殺到し,混乱を招くと判断されて試遊出展が見送られたため,一般ユーザーが触れる機会は今回が初めてとなった。

「サマーレッスン」を含む7つのデモを試遊できる「Project Morpheus」の体験会が開催。吉田修平氏と原田勝弘氏も来場者の質問に回答 - 4Gamer.net

が今回の目玉。サマーレッスン体験用のブースが12カ所用意され、ここは時刻指定されて体験する。他の6タイトルは1台ずつでむしろこちらが列になっていて、私はLugeだけしか体験できませんでした。
 


サマーレッスンの方は非常によくできていて、人と見紛うというようなことはさすがにないものの、「これでラブプラス作ったら、帰ってこない人が出ても不思議はないな」というレベルにはなっていました。
以前Oculusで体験したデモよりも動き検出の精度が良かったような印象だったので、トークコーナーにいた吉田さんに質問したところ、ハード性能としてはMorpheusの方がややスペックが上なのと、今回のデモについてはチューニングがしっかりしているからだろうとのことでした。(PS4+Moepheusということで、チューニングがしっかりできるのが強み、というのが吉田さんの説明)
個人的には眼鏡をかけたまま使えるのが嬉しかったです。GoogleGlassにせよ、Oculusにせよ、眼鏡非対応だったので。(ただ、気密性の関係か眼鏡が若干曇りました。夏場はちょっと厳しいのかも)


ゲーム以外の利用についても話は色々と来ているということ。まあ、それ以上は話せませんよね。


サマーレッスンについては、自分の体を動かしても反映できないのがもどかしかったです。「教科書をどこにおいたっけ?」と探すシチュエーションがあるのですが、それは本棚の上にある。それを教えるのだけれど「指さし」ができないんです。
これも吉田さんと原田さんに聞いてみたのですが、LemaMotionだとうまくとれなくて、今だとMoveを使うことになるなあ、という回答でした。まあ、Moveでは指さしの再現が不自然なので、今はしょうがないのでしょう。
音響もバイノーラル録音したデータを頭の向きに合わせて加工しているとのこと。ただ、なまじリアルなせいか、垂直方向や距離感についてかえって違和感があるような感じでした。
あとは、解像度がもうちょっと欲しかった(部屋のオブジェとかやはりドットが目立ったし、教科書をのぞき込んでも字は読めなかった。プロモーションムービーより実際に体験する解像度はやや低くなる)のだけれど、女の子の顔は妙によくできていたので、この辺は作り次第かも。(解像度はハード的な制約だそうです。)
なお、教科書をのぞき込むとちゃんと女の子は体を動かして避けます。こういうところはよく作り込まれている。


サマーレッスン以外ではLugeをやったのですが、首を振ってステアリングをするというものでプレイ中は、

という、ちょっと間抜けな感じ。


しかし、これは確かに体験しないと説明が難しい。なので、サマーレッスンの様な「人を呼べる」デモは重要というのには納得。