k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 ep.200 "Indy Car Special" 〜レースカーの伝説

一つ目は、「人間はインディカーよりも早く走れる」という伝説。もちろん最高速度ではなく、10メートル(30フィート)なら、という条件付きの話。
実験のためにわざわざインディアナポリススピードウェイにでかけるバスターズ。なんと、アダムとジェイミーがインディカーを実際に走らせる。普通の人にはレーシングカーなんて動かすことすら難しいと思うのだが、どのくらいトレーニングしたのか、二人ともちゃんと走らせていた。すごいな。インディドライバーのライアン・ブリスコがアドバイスしていた。
まずはアダムとジェイミーで実験。立場を入れ替えて3回ずつ試したが、アダムもジェイミーもギリギリでレースカーに抜かれるという展開。しかもだんだん車に慣れてくるのか後になるほど車が有利。
そして追加実験は、本物のアスリートとインディドライバーが操るインディカーの対戦。結経微妙か、もしかすれば人間が速いかもと思ったが、やはりフォミュラーカーの加速はすごいね。


二つ目は、インディカーが市街地コースを走ると空力でマンホールが飛ぶ、という伝説。実際、市街地コースでレースをするときにはすべてのマンホールを固定するそうだ。だが、60キロもあるマンホールの蓋が空力で飛んだりするのだろうか?
ということで、実験。160キロでマンホールの上を通過してみるが動かず。240キロで通過しても動かず。さすがに伝説自体はウソのようだ。
では、もし蓋がもう少し軽かったら? 15キロの蓋にしたところ動くのが確認できた。さすがに60キロは無理だが、へたなものなら吹っ飛びそうではある。
しかし、インディカーを走らせるなんて金の掛かる実験だよなあ。


三つ目はアシスタントチームによる実験。レースをするとドライバーは体重が4.5キロ減る、という伝説。
なんと、これも本当にインディアナポリスのコースを走るというのだが、まずは対照実験。3人がサウナに3時間入り、体重がどのくらい減るかをまず調べる。これはきつそう。結果は、1〜2ポンド。(1キロ弱)。
そしてインディカーで3時間走る。さすがに3台用意するのは無理で、1台。幸運にもドライバーに選ばれたのはトリー。これで本当に3時間走らせる。レーシングスーツを着てノリノリだったが、相当きつそう。3時間のレース後に測定すると3ポンド減。確かにサウナよりは減ったが伝説ほどではない。(トリーは運転がきつそうだったが、キャリーとグラントは暇つぶしが大変そう)
なら、レースだったらどうだろうか? ということで今度はサンダーヒルのコースで3人が走る。さすがにインディカーは使えなかったが、レースはレース。3人共かなり大変そうで、何度もコースアウトを繰り返していた。
結果、3人とも5ポンドほど減っており、確かにレースの方が効果が大きい。ということで「ありうる」という結論。


バスターズがどのくらいのスピードでレースをしたのかは分からないけれど、体力きつそうな実験だった。