k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 Episode 203 – "Hypermiling/Crash Cushions" 〜低燃費走行の秘訣

恰幅の良い警官二人に挟まれていれば事故にあっても安全か?

映画「ヘッドハンター」の激突シーンに、恰幅の良い警官二人に挟まれていたので隣からトラックが突っ込んできたけれど助かった、というのがある。これは本当か?


まず、六分の一の模型で衝撃を比較。クッション無しだと150G、ありだと30G。確かに効果はありそうだ。ということで今度は実車で実験。

映画と同様に大型トラックを使う。車は停車しておいてここにトラックを突っ込ませるという塩梅だが、試してみるとトラックの運転が実は難しい。業務用の大型トラックは運転のコツが全然違う。ただ、さすがにバスターズ。しばらくトレーニングを受けたらしっかり走らせてました。


実験に使う車(ぶつかられる方)を見て感慨深げなアダム。実はこの車はアダムが20年前に初めて買った車と同じ型なのだそうだ。(写真もでてきた)


車の準備ができたし、間に挟まる人間役は例によってバスター君。となると必要なのは警官役。アダムとジェイミーが実物大のふとっちょバスター君を一人ずつ作る。作り方が対照的で、面白い。直感的に削り上げるアダム、型を探してきてきちんと計算尽くで作るジェイミー。


最後に実験。トラックで衝突したときの衝撃が凄いな、と感想を語る二人。意外なことに、一人の時より大男に挟まれていた時のほうがダメージが大きいという結果。吸収するのではなく変な形で力が掛かってしまうらしい。
ということでBUSTED

ハイパーマイルという燃費向上テクニックがある。これは本物か?

まず高速道路では制限速度より遅い方が燃費が良いという話。実際に高速道路でスピードを落として走らせる、70キロ、90キロ、105キロの3つの速度で比較。
実験が続くにつれて、だんだん飽きてくるアシスタントチーム。
この3つの比較では確かに一番遅い70キロが一番燃費が良かった。


二つ目は、加減速を可能な限りスムーズにし、停車時はアイドリングを止める、というもの。
この実験も運転は退屈そうだが、効果はある。


最後は、色々な手法を組み合わせて実際にサンフランシスコ近辺を走る実験。
実験は2台(キャリーとトリーが運転)の車を用意。サンフランシスコ市内から市外へ出て戻ってくるコース。市内ではイライラしていてあまり効果はなさげだったけれど、郊外に出てからは順調。特に下り坂でブレーキを踏まずに走るのは楽しそう。
結果、キャリーは40%、トリーは70%の燃費向上が確認できた。丁寧な運転をした方が燃費が良いというのは本当。