軍事とIT サイバー空間の巻

軍事とIT サイバー空間の巻

井上孝司氏の「軍事とIT」シリーズ。今回は、本家本元というべき「サイバー」。
さすがにこの辺は既知の内容が多いのだが、NATOの即応司令部（ARRC)が

ARRCの年次CPX（ARRCade Fusion)において、新手のアイテムが登場した、というのが今回の話の本題。それは何かというと、「テロ組織のような非政府主体（non-state actor)がソーシャル・メディアを駆使した宣伝戦を展開する」という話が、演習のシナリオに取り込まれたという話である。(No.1097)

というのは知らなかった。イスイス団の宣伝を日本のメディアが一生懸命拡散に協力していたのは記憶に新しいが、緊急時対応の設定にこういうのが入ってきていたのか。