本来であれば、避難所運営の一例として記録と御礼だけに留めるべきことですが、次の万が一の時のために避難所運営の改善点とご支援をいただいた際に気になった点を記させていただきます。
東日本大震災、体育館避難所で起きたこと / 佐藤一男 / 防災士 | SYNODOS -シノドス-
興味深く、有用な記事。
幾つかの視点、立場が混ざっているので、実用品とし使うにはまとめなおした方が良いと思うが、記事として読むならこういうのも一法。
- 「避難しました」の札が下げてありました。結果、私はその札に助けられた
- 移動してすぐに確認したのは、トイレと水
- 物資は見えるところに置く
- 持ち物による強弱を作らない
- 困ったのは歯痛
- 市役所と勘違い
- カップ麺は多く届けていただきましたが、実際には、200人分のお湯を沸かすことは容易ではありません
- 困ったのは、調味料が少ないこと
- 逃げないという選択肢は、他人も危険に晒す
などなど。
贅沢品(とされるもの)も決して軽視はできない。
支援団体関連の話も出ている。単純に得手不得手、経験不足というのもあるが、やっぱり勘違いボランティアモドキの迷惑は被ったようだ。
<困った炊き出し支援>
ある時には、夕飯時に炊き出しに来た団体が出してくれた料理がとても美味しい。しかも品数も量も多くしばらくぶりに満腹と言う幸せを感じました。
しかし、おかしい。それほど大量の食材を持ってきた様子はなかったのです。気がつくと、翌日用に仕込んでおいた芋や葉物が全てなくなっていました。翌々日用の缶詰もありません。こちらのストックを全て使われてしまったのです。
毎日やりくりして、2〜3日先までの食材を計算して調理していたスタッフは、気が抜けてしまいました。しかも、なかなか手に入らない調味料もほとんどなくなっていました。
http://d.hatena.ne.jp/k-takahashi/20111026/1319640017 でも、勘違いお料理ボランティアに困る様子が紹介されていたけれど、一つや二つではなかったということか。