k-takahashi's blog

個人雑記用

数学ガールの秘密ノート ベクトルの真実

秘密ノートのシリーズはさすがにほぼ全部分かるのだけれど、説明のうまさは読んでいて気持ちが良い。
高校生の頃、ベクトルを矢印から2つの実数のセットに切り替え、そこから4次元に拡張して、というのを初めて見たときには大分驚いた(というか感心した)けれど、その辺も綺麗に書いてある。本書だと、関数空間に拡張して関数と関数のなす角度の話にしているあたりが似たような感覚。


「ふにゃふにゃベクトル」というのは面白い言葉。ベクトルは直線でなくてもよいから、これで問題無い。