「ハイネマンは真空を嫌う」 「爆薬と歩んだ１４年」などの煽りが入りつつスタート。
タンク車をスチーム洗浄していて、雨が降ってきたので作業を終わりにして蓋を閉めた。ところがこれが密閉になっていたためタンク車が潰れてしまったという伝説の検証。
本物のタンク車が真空の力で潰れるのだろうか？
小さな金属缶なら簡単に潰れるのが確認できる。コンロで煽って蓋をして冷やせば良い。
２００リットルのドラム缶だと、２０分以上かかったがこれも潰れる。
そこで同じ条件で温度と圧力を図りながら再実験。ー５４キロパスカルで潰れる。
ではコンロではなく、スチームクリナーで吹き込んで蓋をしたら？これも潰れた。
三回とも潰れたときの音にびっくりするバスターズとスタッフ。相当大きな音が出ているらしい
さて、いよいよ実物でとなるが、タンク車と実験場所という課題がある。しかしファイナルシーズンということで気合いを入れて探して、遂に手配に成功。
オレゴンに全長二〇メートル、直径三メートル、重さ三〇トンのタンク車を用意して実験開始。
三時間スチームを注ぎこみ、アダムが防火服を着込んでタンク車からスチームホースを抜き、蓋を閉じる。
そわそわし続けるアダムだがなかなか潰れない。ドラム缶実験よりもかなり圧力が下がっているが、さすが頑丈なタンク車。−９０キロパスカルでも耐え続ける。結局、一時間たっても潰れず、実験は中止。
改めて、古いタンク車に真空ポンプで減圧をかけて試してみる。が、今度もタンク車は潰れず
最後にタンク車に凹みを付けてから実験。今度は見事に潰れた。
さすがに本物のタンク車は頑丈にできていて、内部が真空になっても潰れないといのが結論。
