Newton(ニュートン) 2016年 12 月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: ニュートン・プレス
- 発売日: 2016/10/26
- メディア: 雑誌
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オートファジー
2015年2月号掲載のインタビューを加筆の上掲載。過去の日記見るとメモが残ってる。
重力波天文革命
重力波天文学で何が分かるのか、の解説。
あのぎりぎり観測したような重力波でも、ブラックホールの重さが分かり、それが従来説ではあまり無いはずの重さだったということで理論検討を促す結果になっている。
レイナー・ワイス博士、和泉究研究員、ピーター・フリッチェル博士のインタビューも掲載。
インフレーションを観測したいとか夢が広がる。
腸のしくみ
小腸の運動に、分節運動、振り子運動、蠕動運動というのがあり、振り子運動についてはよく分かっていない。
昔は小腸が栄養を、大腸が水分を吸収するという説があったが、実際には水分の8割〜9割は小腸が吸収している。ところがこの吸収の仕組みが分かっていないそうだ。栄養の吸収も、タンパク質やデンプンなどと、脂肪とではメカニズムがことなる。タンパク質やデンプンは小腸細胞の表面でも分解があったり、脂肪はまさに脂質なので膜をすり抜けられる。
大腸では腸内細菌が消化しきれなかった栄養を分解している。
あと小腸は、口からも肛門からも遠いので実は診断が難しかった。カプセル内視鏡やダブルバルーン内視鏡といった道具ができたのは今世紀になってから。