付録ゲームは『アイゼンハワーの戦争』。ノルマンディー後から終戦までの西部戦線戦略級ゲーム。大体1か月1ターンで全9ターンで、パリからベルリンまでが14ヘクスといえばスケールは分かるだろうか。
デザインはタイ・ボンバだが、意外(?)にオーソドックス。前半は毎ターンサドンデス条件があるので、連合国側はそれを意識しながらのプレーになる。掲載のリプレイを読むと、両軍ともにプレイヤーの士気維持がしんどそうな印象で、プレイ感は意外と重いのかも。
大木毅先生の第一次大戦ネタ短期連載は、ドイツ初の陸海空共同作戦「アルビオン作戦」の紹介。名前をぼんやり知っているぐらいでした、すみません。
徳岡正肇先生の方は、トンデモ展開を「物語の生成」として楽しむという観点からの考察。シミュレーションゲームの三重苦(歴史、軍事、ゲーム)から、あえてグレーゾーンに突っ込んで楽しむという場合。