k-takahashi's blog

個人雑記用

二つと十億のアラベスク

 

二つと十億のアラベスク

二つと十億のアラベスク

 

 短編SF。

AIの発達で人々は「創造的活動」に専念していればよくなった時代。音楽ホールのデザイン変更について、AIエージェントではなく「人間」に接触して説得しようとする音大生が主人公。

ちょっとピンとこない作品だった。こういう夢落ち的な幻想がAI時代には必要なんです、というのは高野史緒に期待するオチじゃないものなあ。
もっと蘊蓄詰め込んで尺が長くした方がいいのかも。