特集は「怪談」。ただ、「怪談」という言葉から直に私が連想したものと、収録作品の傾向とがちょっと違っていたようで、ふーんという感じで読み終えた。
解説のところには、現代の怪談は「Jホラー」「都市伝説」「実話怪談」に分かれるという分析があり、それを読んで、ああなるほどと。
記事で面白かったのが、斉藤大地氏のインタビュー。フリーのホラーゲームの「実況」文化について語っており、「免罪符としてのホラー」というところは、TRPGのクトゥルフの実況動画が流行ったのと通じるところがあるなと思った。
「戦闘をなくしたほうが、だらしなく・楽に作れる」
「ホラーだからこれでいいよね」
「ホラー以外のゲームは、作る方も、遊ぶ方も、実況する方も、それを見る方も、めんどくさすぎたんです」