事実上の、鈴木銀一郎先生追悼号。付録ゲームは「砂漠の狐」。エポッククラシックスの最後の一つ。
再版の権利はきちんとあったけれど、タイミングを狙っていたという中黒先生のコメントが、p.31に載っている。「独ソ戦」は、再版がすごく上手く回った例になったけれど、本作はダミーシステムを採用していたり、例の集積基地のこととかあるので、同じように行くかは分からない。今回の再版にあたり中黒先生と鹿内先生で選択ルールを追加したりしてくれてます。
追悼記事も色々載っていて、シミュレーションゲームだけでなく、カードゲーム、TRPG、コンピュータゲームなどにも関わってきた様子が分かる。小説もあったねえ。記事としては高梨先生の評伝が良かった。
プレイヤーとしての腕も凄く良かったというのは、デザインされたゲームに大きな影響を与えている。