k-takahashi's blog

個人雑記用

初歩からのシャーロック・ホームズ

 

シャーロックホームズの入門書、というか、「沼のハマリ方、教えます」という一冊。

出会い、たちまち魅了されました。しかし正典は9冊しかありません。それを全部読んでしまい、これでもう終わりか……と思っていたときに、コナン・ドイル以外の作家が書いたホームズ物──パスティーシュやパロディがあることに気づいたのです。さらには、研究書も。それらを追いかけているうちに、新たなホームズの本が出版されます。そうやって読み続けている限り、わたしの中でシャーロック・ホームズはいつまでも終わらないのです。ずっと楽しみ続けることができる──それが「ホームズという文化」の魅力です。(No.2316)

私も小学生の頃、図書館でホームズ全集を見つけて、面白くてすぐに読んでしまい、「え、これで全部? 江戸川乱歩やルパンはあんなにあるのに?」と思った口でした。当時、研究書やらパスティーシュはさすがに気付かず。

 

本書は、複数ある訳書の違いの解説、読む順番などから始まり、登場人物や背景の解説、正典の解説、ドイルの解説とオーソドックスな説明のあとに、研究書やパロディ・パスティーシュ、他メディアを入れている。この流れに乗って、複数の訳書の違いだの、派生だのに手を出せばあとはズブズブということになるのだろう。

 

なお、バリツについては、現在の定説は

このバリツが何であるかは「ジュウジュツ(柔術)」であるとか、「ブジュツ(武術)」であるとか諸説あったが、日本の格闘技とステッキ術を融合させた護身術「バーティツ」であるとする説が現在では有力である。(No.272)

なんだそうです。