KSPに行ったのでついでに、「家庭用ゲーム機の技術展」を覗いてきた。
「技術展」と言っても、
図書館の入り口付近に簡単な展示が並んでいるだけのこぢんまりとしたもの。
ただ、図書館の展示ということで、
関連する話題の本は図書館のどこにあるかを示すマップがあったりする。
面白いのは、紹介している書籍をそのまま貸し出して貰えること。その中に
電子技術誌の1976年12月号と1977年3月号があり、なんと手に取って読める。テレビゲームの技術解説とか、テレビゲーム用LSIを使った制作記事とかが掲載されている。プログラムではなく回路でテレビゲームを作っていた時代の話で、ここで触れられている
『PONG』、『BREAK OUT』などの初期の商用ビデオゲームはCPUがないので、ソフトウェアによって駆動されている部分はない。すなわち、いわゆるプログラム(ソフトウェア)などない。
のまさに実例そのものだったりする。