k-takahashi's blog

個人雑記用

FF-XVI FFチャレンジ

2周目専用の高難易度版「チャレンジ」も無事クリア。特にボスキャラのダメージが大きいので、かなり防御的な振る舞いになり、戦闘が時間かかる&ミスるとそのまま戦闘敗北に繋がってしまうことがあるのが厄介。

ストーリー等は変わらないので、「ああ、伏線あるねえ」などと思いながら終了。

 

ちなみに、終わったあとで、オートアタック&オートドッジ&オートポーションの組み合わせで戦闘中□連打で試してみたらラスボスクリアできました。この組み合わせに頼って攻略情報を見て遊べばクリアできないことはほぼなさそう。

 

以下、ネタバレ有りのストーリー感想など幾つか。

 

 

 

 

 

 

 

 

基本的にはアルテマが道具として「人」を作ったが、人が自我をもってアルテマに逆らい遂にはアルテマを滅ぼす、というのを人側から描いたストーリー。

前半は主人公周りがひたすら暗い。後半は世界はどんどん暗くなっていくが主人公達や主人公を囲む人達は理想を目指して進むようになり、全体が過剰に暗くならないようになっている。魔法やクリスタルに頼らない生活や技術を広めるという後の希望を支えるものもある。(FF-XVの終盤の暗さはさすがにやり過ぎだったという反省だろう)

序盤の敵役は自分の意思を過剰に押しつけるタイプ(かつ、ドミナントが激情すると暴走するという描写)、中盤の敵役は他人の意思を否定するタイプと暴走ドミナント、後半の敵役は人の救済を志したが間違った方向に行ってしまったタイプ、を配している。サイドストリーもこの辺が多い。これでアルテマを倒さなくてはならないというところにきちんと繋がっている。

 

大きく気になったのは3点。

ジルがフーゴに捕まる場面はかなり唐突感があった。ジルに無理をさせてしまい、戦闘途中で休ませる描写とか入れればよかったのにな、と。

登場後しばらくのオーディンの力の描写が大きすぎて、バルナバス戦のオーディンが妙に弱く感じてしまう。ミュトスに召喚獣の力を集めてかつマザークリスタルをミュトスに壊させるというアルテマの陰謀の影響で力が上下しているとか描写挟めば良かったな、と。

人(クライヴ)の自我を消すのがアルテマの目標で、人の自我が人同士の関係から生まれるとすればアルテマは人と人との関係を破壊するような策謀をしてきそうなものだが、あまりそういうのはなかった。そういう展開は暗くなりすぎるから避けたのだろうし、設定的にはアルテマはそこまで人を分かって無かったということだろう。

あとは最後にジルがなにかやると思っていたのだが、クライヴの死を悟って涙するだけだったのはちょっと意外。物語としてはジョシュアとクライヴにフォーカスしたということなんだろうが、多重の繋がりが自我を支えるならジルにもなにかあってよかったんじゃないかな。

 

最後の小説版を書いたのは本当は誰なんだろう? ジョシュアはクライヴに力を渡した後生き延びました、でいいのかな?

台詞でだけ登場したリヴァイアサンはどうなったんだろう?