k-takahashi's blog

個人雑記用

海保のお仕事

ジブセイルゲームズさんの12月の新作。コミケで入手出来たものをプレイ。

 

ほぼ全部が名前入りユニットなのでセットアップが大変。巡視船は配置表の方に記載があり、航空機はユニット側に基地名が書いてあり、巡視艇は総隻数をチャートで管理して船艇基地から出動となる。リアル側に寄せてあるためなんだが、面倒は面倒。

加えてジブセイルさんのいつものことなんだけれど、細かい個別ルールが多くてルールの把握が大変というのもある。本作は演習(検証)という意味合いが強いので、細かくなること自体は想定通りではあるが、条件チェック忘れることが何度か。なお、エラッタこちら

(右側のチャートに載ったユニットが全部名前入りなので、これを並べるのが一苦労)

 

今日プレイしたのは1か月のシナリオ。16事案に対処することになる。ルール見ながらということもあるが2時間強かかった。ただ、軽微な事案についてはある程度ルーチンで対応することができそうで、処理チャートとかを自作すればプレイ時間はかなり圧縮できると思う(それでも1年分を遊ぶフルシナリオだと1日がかりになり、あまり現実的ではないかも)。

 

領海侵犯事案で、中共が4隻送り込んできたことがあり、石垣の部隊が思いっきり疲労した状態。これが連続する可能性もある(今回は大丈夫だったが)。

(そうそう、領海侵入のインシデントレベルがよく分からなかった。今回はランダムに外国公船チットを引いて、ユニット下に書かれたインシデントレベルの数字を合計した。)

 

こういう大きな事案(部隊の疲弊)にどうにか対処して、日々の活動を維持していく苦労を楽しむゲームということになる。長期間になればなるほど面白くなると思うが、個々の処理がそれなりに重いのがちょっと惜しいところ。「演習」を意識している以上、あまり抽象化しすぎるわけにもいかないのは分かるので、バランスは難しい。