k-takahashi's blog

個人雑記用

Banzai magazine 21

『チル川の死闘: 第48装甲軍団』は大隊/連隊規模のスケールで、1942年12月7日から12日まで行われたチル川をめぐる戦いを再現します。1人のプレイヤーがソ連第5戦車軍を、もう1人がドイツ第48装甲軍団を受け持ちます。本作では、戦車、歩兵、砲兵といった各兵科の特色を重視したシステムが用いられています。ドイツ軍プレイヤーは、少数ながら強力な機動グループを用い、ソ連軍の前進を鈍らせ、さらに反撃に転じなければなりません。

BANZAIマガジン第21号(チル川の死闘) | Bonsai Games Online(歴史ボードゲーム・ウォーゲームのボンサイ・ゲームズ)

付録ゲームは「チル川の死闘: 第48装甲軍団」。1942年12月、スターリングラードの西方で赤軍独軍を攻撃。赤軍の攻勢は撃退したものの、第48装甲軍団はその後の救出作戦に参加できなくなった。

シーケンスが攻撃(周密攻撃)→移動(機動攻撃あり)となっているのが面白い。 敵を攻撃しようと隣接すると、次のターンにまず敵からの攻撃を受けることになる。攻撃のオプションが色々とれるので、その組み合わせを考えつつ、自分の攻撃前に入る相手の攻撃も考慮するという塩梅。

 

記事では、「教育現場におけるウォーゲーム」が面白い。ゲーマーでない人が教育の一環としてゲームをするとは? その意義は?といったところが観点になる。学生に課されたレポートの設問も興味深いが、回答の概要をもう少し知りたいところ。
一方、教育に使おうとすると我々が持っているゲームだとやはりかなり限定される。教育用に作られたゲーム(Littorial Commanderとか)の方がやはりこなれているようだ。

 

普段Banzai magazineは通販で買っている(で、買い忘れて品切れになることがときどき)のだが、近くのイエサブに入荷していたので発売すぐに買えた。やはり近場に店があるのは便利だ。