去年の6月にオープンしたばかりの博物館。ホームページは http://www.midway.org/
1945年に就航、1992年に退役したCV-41空母ミッドウェイを改装して博物館にしてしまったという豪快なもの。実際にサンディエゴの海に浮かんでいる。
さすがに6万トンの船。でかい。写真だとこんな感じになるが、
私のセコいカメラでは入りきらない。公開されているのは、ハンガーデッキとフライトデッキがメインで、他にセカンドデッキの一部。
これに加えて、エンジンルームの一部や医療室、上部構造などにも入ることができる。
入場料を払って中に入る(場所柄か、簡単な荷物検査がある。ホテルでは、「場合によってはフォトIDを求められることもあるので、パスポートか免許証を持って行くように」と言われた。)とまず音声ガイドを渡される。ミッドウェイは長く日本にいたせいもあるのか、英語・スペイン語に加えて日本語も選択できる。
甲板には航空機が何機も展示されている。F-4、F-14、A-4C、A-6、A-7、E-2Cなどの固定翼機、H-3、SH-2、H-46、UH-1などの回転翼機、T-2、SNJなどの練習機。これだけ展示しても広々としているのはさすが空母。
それでも、トムキャットは一回り大きいのが分かる。機体が大きすぎてミッドウェイで運用するのは困難だったというがなるほどと思った。
ちなみに、まだまだ航空機は増やす予定のようで、F-18などは「展示予定」となっていた。
他にはやはり実物ならではのネタもあるので、ここに幾つか紹介。
下士官用のシャワールーム。シャワーがあるのはよいのだが、背後にちらりと見える紫色のパイプにはジェット燃料が通っていたりする。
医療室の入り口。青い色が医療部門を示すらしいが、最下段の一文が愉快。
見所満載なので、ミリタリー属性のある人には強くお勧めする。