２００５年ＢＢＣの製作。
ユキナという１５歳の少女が、京都の御茶屋さんに入門（でいいのかな？）し、半年間のトレーニングを経て正式にデビューするまでの様子を追ったドキュメンタリー。
基本的にはユキナ（菊夕）のトレーニング風景を通じて、芸者（芸妓）がどんなものかを紹介するという内容。唄、踊り、マナー、楽器など訓練（ちなみに、これらの学費だけで月３０万かかるそうです。）をしつつ、家の手伝いをし、さらに姉芸妓さんの付き人のようなこともする。結構ハード。
姉妹の契りの儀式というのがあるのは知らなかった。
基本的には外国人の目から見たものなのだが、面白かったのが「おかあさん」をそのまま「Ｏｋａａｓａｎ」と訳していたところ。特に説明も無かったので、該当するような適当な単語が無いということなのだろう。パトロンとは違うものな。
あとは、ユキナの家族や同級生が彼女を励ます映像がたくさん収録されていたのが面白かった。特殊な伝統芸能の世界なのだということがはっきり示されていて良かったと思う。
