k-takahashi's blog

個人雑記用

白無垢の仮面

 「クトゥルフと帝国」の作者の一人内山靖二郎氏が書いたリプレイ。ああ、確かにこんな感じで遊ぶよなと苦笑・爆笑するシーン多数。

  • 89%の技能(p.16)
  • 怪しいNPCはとにかく露骨に怪しい演技をするようにしている(p.44)
  • 踏み込むタイミング(p.54)
  • ヤエのDEX18:人間最高のDEXだからといって、やりたい放題の女である。(p.64)
  • 革製のバッグ:なぜこのプレイヤー達が、バッグを見ただけでこんな物騒なことを想像するかと言えば、彼等自身がよくやっていることであるからだ。まったく呆れた連中である。(p.115)
  • 我々は探索者:ゲーム中、自分の行動に疑問を持ったとき、これを口にすれば気分はすっきりする魔法の言葉。(p.129)
  • 01成功の説得:なんとなくD100で01を出されると、どんな無茶でも通りそうな、そんなイメージが我々にはすり込まれているようだ。(p.187)
  • イデア:敵から逃走しながら、身振り手振りで待ち伏せを指示するなんてことが本当に可能かどうかははなはだ疑問であるが、そんなふうに困ったときにはとりあえず<アイデア>ロールをさせておけば問題ない。実に便利なロールである。


 私のプレイが普通かどうかはともかく、本書の記述にプレイスタイルとしては大きな違和感は感じなかった。
ただ、今後クトゥルフの新規プレイヤー達との摩擦を最小限にするという目的をたてるのであれば、勘所かバランスととかを、もう少し細かく詰めていく必要があるのだろう。

 とりあえず、私からは賛成の意見表明です>内山靖二郎