コマンドマガジン Vol.74(ゲーム付)ドイツ装甲軍団シリーズ『スモレンスク攻防戦』『マーケットガーデン作戦』
- 出版社/メーカー: 国際通信社
- 発売日: 2007/04/20
- メディア: 大型本
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デザインについて語る座談会も収録されているが、こちらはかなり消化不良気味。というか、記事が短すぎるのかな。カンタニヤック氏の記事を削ってでもこっちを増やして欲しかった。ここから切り出して連載にしてしまうのうはどうだろうか。
なお、25ページに鹿内靖氏の檄文が載っている。コマンド誌のページに載っていない、ということは本誌を読んだ人のみに宛てた文書だろうと愚考し、転載は控えておきます。
当分はヘタレたままだと思いますが、とりあえず進み続ける意思表明で御容赦下さい。>鹿内様
柿崎唯氏の「占領地は儲かる?」は、シミュレーションゲーム雑誌ならではの好記事。俗説、実態、理由、分析が絶妙。ゲームプレイヤーの視点(ゲームが楽しい)が当時の指導者の願望のシミュレーションだと考えることで、実情と行動とのズレが綺麗に説明されている。(そして、ゲームにおいては「何がシミュレートされているか」という分析になる。) こういう分析は、普通の軍事・経済の視点からは難しい。